科目名 |
環境学入門
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担当者名 |
加藤 悟
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授業方法 | 講義 | 単位 | 2 単位 | 時間 | 15 時間 |
必・選 | 選択 | 開講年次 | 1年 | 開講期 | 後期 |
《ナンバリング・履修条件・履修制限》 |
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なし
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《履修が望ましい科目》 |
なし
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《テキスト (教科書)》 |
なし
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《参考書・参考資料等》 |
環境白書・循環型社会白書・生物多様性白書(最新版)
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《テーマ》 |
地球環境から身近な環境までの現状と対策について学びます。
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《講義概要》 |
環境問題は一部の専門家が扱う問題ではなく、人類すべてが理解すべき課題となっている。人間の活動は、必ずしも環境に悪い影響を与えているだけでなく、よい影響も与えていることを認識した上で、よりよい環境づくりをすすめていくことが求められている。社会人としての基礎的教養としての環境に関する知識・課題・解決策・環境政策までの一連のつながりを学ぶ。
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《到達目標》 |
地球環境から身近な環境まで、人間活動と環境がどのような関係にあるのかについての概観をつかみ説明できるようになる。その上で、数々の環境問題に対しどのような対策や政策がなされているか、これからしなくてはいけないかを、自ら考え、意見を発信できるようになる。
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《授業方法》 |
アクティブラーニング活用 |
スライドを活用し、図表などを提示し、その意味を自分で解釈していく。思考するために必要な知識を獲得したのち、自分の枠組で整理し直し、他者に説明できるようにする。
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《履修上の注意点》 |
なし
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《卒業認定・学位授与の方針との関連性》 関連性 5(高い)― 1(低い) | |||||||||
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(1)基礎的学力 |
4
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(2)専門性 |
4
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(3)社会性 |
2
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(4)社会における実践力 |
2
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《評価方法》 | |||||||||
平常点
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30%
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講義で出されるミニレポート等。
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小テスト
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0%
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レポート
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0%
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定期試験
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70%
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定期試験を行います。持ち込み可。
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その他
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0%
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《課題等へのフィードバック》 |
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ミニレポートの解説は後日の講義中に行う。期末試験は希望者に返却する。
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《オフィスアワー連絡方法》 |
学内掲示等を参照ください。
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《担当教員の実務経験》 |
2005~2006年 財団法人政策科学研究所 主任研究員
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《備考》 |
特になし。
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《準備学習》 | |||
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週 | 授業内容 | 準備学習(予習・復習)、課題等 | 準備学習時間 |
1 |
1. 環境とは何か、環境問題とは何か 環境の定義、持続可能な社会の構成要素、環境倫理について解説します。 |
講義で行った内容について、自宅学習ペーパーで発展学習を行うとともに、提示された次回の講義のキーワードについて事前学習を行う。 |
180分 |
2 |
2. 地球生態系(大気・水・土壌・生物) 環境を構成する要素である大気・水・土・生物などのエコシステム(生態系システム)について解説します。 |
講義で行った内容について、自宅学習ペーパーで発展学習を行うとともに、提示された次回の講義のキーワードについて事前学習を行う。 |
180分 |
3 |
3. 現在の地球で起こっていること(人口・食糧・資源) 最近150年程度の人口変動の実情を知り、食料、資源、環境問題に発展していく構造を解説します。 |
講義で行った内容について、自宅学習ペーパーで発展学習を行うとともに、提示された次回の講義のキーワードについて事前学習を行う。 |
180分 |
4 |
4. 地球温暖化問題 気候変動とも言われる地球温暖化について原因と影響について解説します。 |
講義で行った内容について、自宅学習ペーパーで発展学習を行うとともに、提示された次回の講義のキーワードについて事前学習を行う。 |
180分 |
5 |
5. エネルギー問題 地球絵温暖化の主原因と言われる二酸化炭素排出は化石燃料の使用にあることを解説し、今後のエネルギーの展望を示します。 |
講義で行った内容について、自宅学習ペーパーで発展学習を行うとともに、提示された次回の講義のキーワードについて事前学習を行う。 |
180分 |
6 |
6. 生物多様性の危機 生物多様性条約など国際的な危機感はあるものの、一向に進まない生物多様性保全について、現状と課題を解説します。 |
講義で行った内容について、自宅学習ペーパーで発展学習を行うとともに、提示された次回の講義のキーワードについて事前学習を行う。 |
180分 |
7 |
7. その他の地球環境問題 オゾン層破壊や森林破壊など地球規模の環境問題を取り上げ、国際協調の必要性について解説します。 |
講義で行った内容について、自宅学習ペーパーで発展学習を行うとともに、提示された次回の講義のキーワードについて事前学習を行う。 |
180分 |
8 |
8. 循環型社会 資源には再生可能資源と再生不可能資源があり、再生不可能資源は循環型で活用するしかないことを解説し、循環型社会構築のための技術開発について解説します。 |
講義で行った内容について、自宅学習ペーパーで発展学習を行うとともに、提示された次回の講義のキーワードについて事前学習を行う。 |
180分 |
9 |
9. 地域環境問題 日本では、人口減少・高齢化が大きな問題になっており、それが地域環境を悪化させている。それに対応した地域循環共生圏の考え方について解説します。 |
講義で行った内容について、自宅学習ペーパーで発展学習を行うとともに、提示された次回の講義のキーワードについて事前学習を行う。 |
180分 |
10 |
10.化学物質とリスク 人間が必要と考え開発した化学物質が、人間に危機を与えている現状を知り、リスク低減のために行っていることについて解説します。 |
講義で行った内容について、自宅学習ペーパーで発展学習を行うとともに、提示された次回の講義のキーワードについて事前学習を行う。 |
180分 |
11 |
11.さまざまな取り組み 環境問題に対応するためには、まず現状を知ることが重要。酸性雨の現状や、メタンガス排出の現状など観測システムの整備や、地球シミュレーションの状況について解説します。 |
講義で行った内容について、自宅学習ペーパーで発展学習を行うとともに、提示された次回の講義のキーワードについて事前学習を行う。 |
180分 |
12 |
12.企業の役割と活動 人間の経済活動と環境負荷は関係するからこそ、さまざまな取り組みが可能。企業が行っているSDGsやCSR、ESG経営などについて解説します。 |
講義で行った内容について、自宅学習ペーパーで発展学習を行うとともに、提示された次回の講義のキーワードについて事前学習を行う。 |
180分 |
13 |
13.個人の役割と活動 個人の行動も変えていく必要がある。規制で窮屈な思いをするのではなく、適切に情報を提示し、行動を変化させていくことが求められている。環境ラベルや、ナッジの活用について解説します。 |
講義で行った内容について、自宅学習ペーパーで発展学習を行うとともに、提示された次回の講義のキーワードについて事前学習を行う。 |
180分 |
14 |
14.ソーシャルビジネス 営利活動だけでは、手が届かない分野もある。しかしボランティアだけに頼っていては活動が拡大しない。そのためのソーシャルビジネスの事例について解説します。 |
講義で行った内容について、自宅学習ペーパーで発展学習を行うとともに、提示された次回の講義のキーワードについて事前学習を行う。 |
180分 |
15 |
15.環境の知識を社会で生かすために まずは現状を正しく知ること、原因と影響を特定した上で構造化を図る。次に原因を緩和する方法と、影響に適応する方法を模索する。さらにそれらの方法を実践するための政策や制度を考える一連のプロセスについて解説します。 |
講義で行った内容について、自宅学習ペーパーで発展学習を行うとともに、提示された次回の講義のキーワードについて事前学習を行う。 |
180分 |