トップページ   »  開講年度  »  学部・学科  »  シラバス一覧   »  シラバス

《語学科目 一般語学科目》

科目名
基礎中国語Ⅰ
担当者名
浦部 依子
授業方法 演習 単位 1 単位 時間 15 時間
必・選 選択 開講年次 1年 開講期 後期
《ナンバリング・履修条件・履修制限》
 なし
《履修が望ましい科目》
《テキスト (教科書)》
杉野元子監修/南勇 著『チャレンジ!一年生の中国語』(東京:朝日出版社)
《参考書・参考資料等》
必要に応じてハンドアウトを配布する
《テーマ》
文化に親しむ基礎中国語
《講義概要》
 ひとつの言語は固有の社会文化の中で醸成されるものであるため、「言語」の有効理解にはその「文化」を共に学ぶことが大切です。本講義は、現代に息吹く中国伝統歳時や時事、精神文化を領略しながら、中国語の「読む・書く・聞く・話す」の基礎を学びます。また、C-ポップや動画、ピンインによる中国語入力などを通して、現代中国語普通語初級の言語と文化を、充分に楽しみながら学んでゆきます。
《到達目標》
 後期開始:発音編、文法編 第1課~第4課
   ①「書く」面では、手書きやピンイン入力ができる。
   ②「読む」面では、簡単な中国文が読め理解できる。
   ③「聴く」・「話す」面では例えば、自己紹介や本学中国人留学生との簡単な日常会話ができる。④中国文化理解
《授業方法》
アクティブラーニング活用
・クラス内でラングエージパートナーやグループを設定して、簡単な会話の練習をすることがある。
《履修上の注意点》
第一回のオリエンテーションに欠かさず出席すること。
《卒業認定・学位授与の方針との関連性》 関連性 5(高い)― 1(低い)
(1)基礎的学力
3
(2)専門性
3
(3)社会性
5
(4)社会における実践力
5
《評価方法》
平常点
20%
提出課題・ミニテスト・ミニッツペーパー・積極性
小テスト
60%
到達度確認テストと文化理解
レポート
0%
定期試験
0%
その他
20%
口頭テスト(中国語自己紹介)
定期試験によらず、到達度の確認テスト60%(文法50、文化理解10、提出物ほか平常点20%,口頭テスト20%により総合的に評価する。
《課題等へのフィードバック》
・ミニツペーパ―の質問に対する答え
・小テストは、文法確認テストとして授業内で実施する。
・テキスト清書の課題等を課すことがある。これらは、提出物として平常点に反映される。
《オフィスアワー連絡方法》
ミニツペーパ―に、問題や質問等を記入してください。
《担当教員の実務経験》
《備考》
・クラス内でラングエージパートナーを設定して、簡単な会話の練習をすることがある。
・「大家沙龍(みんなのサロン)」においては、DVDやC-ポップの歌、伝統歳時、時事の紹介やネット動画などの活用を通して中国の社会文化に親しむ。
《準備学習》
授業内容 準備学習(予習・復習)、課題等 準備学習時間
1
オリエンテーション
発音編 中国語の基本知識 
現代中国語の語順とSVO文においての日米中言語比較, 
声調、単母音,子音(1)
日本語・英語・中国語のSVO文型や疑問詞を伴う文型比較を通して中国語を知ろう
45分
2
子音(2)複母音,鼻母音,その他の発音のポイント、声調変化
あいさつ言葉、授業用語
母音(日本語の発音との比較)子音(日本語にない発音とは?)
45分
3
第1課 こんにちは! あなたのお名前は? 

毎課のテキスト構成
(単語・文法ポイント・本文・文法ドリル・リスニング)
人称代詞、動詞「是」、疑問文の作り方、名前のたずね方と答え方
中国じゃんけん・自分の中国語表記氏名を調べよう
自分の名前は変わるかな? 
中国じゃんけん・自分の氏名の中国語表記とその発音を学ぼう
45分
4
第1課のつづき

自己紹介してみよう      
簡体字と繁体字,省略疑問文
自分の名前の発音をおぼえて、自己紹介してみよう
45分
5
第1課の実践
(文法ドリル・リスニング・発表など)
まず自分でしておいて、わからないところを聞いて把握しよう
45分
6
第2課 これはあなたのリュックですか?

指示代詞 これ、あれ、どれ
~の~「指示代詞 + (不是) + 誰+的+名詞」
疑問詞疑問文:何、どこ、誰
物の持ち主のきき方
これはあなたの~ですか?
45分
7
第2課のつづき
 
身の回りの物について言ってみよう 
(これ・あれ・これら・あれら等)は(彼・彼女・あなた・私)の~です
身の回りの物についてこたえる・応用(これ・あれ)は私の( )です
45分
8
第2課の実践
(文法ドリル・リスニング・発表など)
まず自分でしておいて、わからないところを聞いて把握しよう
45分
9
第3課 あなたは電子辞書を持っていますか?
 
動詞「有」、否定は「没有」
形容詞:
動詞の重ね型:ちょっとVする
あなたは~を持っていますか?
はい、持っています・持っていません。

動詞を重ねて言ってみよう:
ちょっと~して下さい、試しに~して下さい
45分
10
第3課のつづき 
助動詞「想V:Vしたい」、「要V:Vする必要がある。Vしたい」
語気助詞「吧」の4つの訳し方
習った単語で(~したい)の練習をしよう
~が食べたい、飲みたい、行きたい
45分
11
第3課の実践
(文法ドリル・リスニング・発表など)
まず自分でしておいて、わからないところを聞いて把握しよう
45分
12
第4課  どこへ行きますか?

場所指示代詞:ここ、そこ、どこ
「有」と「在」を見極めよう

動詞「有」 S+有+(人・物)
動詞「在」 S+在+(場所)
私たちの学校は京都にあります:自己紹介で使います。

京都の名所を案内しよう!
金閣寺はどこにありますか?
スマホ画面で
金閣寺はここにあります。
45分
13
第4課のつづき 

方位詞:上・下・右・左
反復疑問:S+-~? 吗がいらない疑問文
あなたは忙しいですか?:你忙不忙?
45分
14
第4課の実践
(文法ドリル・リスニング・発表など)
復習と模擬練習の答え合わせ、中国語で自己紹介の練習
まず自分でしておいて、わからないところを聞いて把握しよう
練習を重ねて、中国語で自己紹介や会話発表に慣れましょう。
45分
15
講義の総まとめ、到達度確認テスト
到達度の確認テストに先立って、模擬練習を解いておこう。
45分