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《専門教育科目 経営系科目》

科目名
地域産業論
担当者名
高橋 和志
授業方法 講義 単位 2 単位 時間 15 時間
必・選 選択 開講年次 1年 開講期 後期
《ナンバリング・履修条件・履修制限》
なし
《履修が望ましい科目》
なし
《テキスト (教科書)》
講義開始時にレジュメを配布する。
《参考書・参考資料等》
参考文献については、適宜、指示する。
《テーマ》
グローバル化・収斂化する経済社会において、地域産業を活性化する意義(地域アイデンティティの重要性)を理解すること
《講義概要》
 地域産業の分析においては、当該地域独自の資源、歴史、制度、文化等が影響を及ぼしており、一元的な考察は困難であるため、地域産業の強み・弱みの源泉を探るためには領域複合的な視点が必要となります。
 すなわち、地域産業の活性化には、中小企業群・産業集積の技術・生産システム、管理システム、マーケティング、流通などにおいて、何らかのイノベーションをもたらす社会的ネットワークの確立が必要不可欠となります。
 近年の地域産業の衰退および活性化についてネットワーク論やソーシャル・キャピタル論(信頼や互酬性の規範に基づく社会的ネットワークの厚み)の視点から考察していきます。
《到達目標》
 ソーシャル・キャピタル論(地域的な協働ネットワークが有する、地域イノベーション創出の潜在能力)の理論的基礎を、各種の事例を通じて習得すること。
 いかにして持続性のある地域産業の構築が可能になるかを、ケースやデータに基づいて理論的に考えられるようになること。
《授業方法》
アクティブラーニング活用
《履修上の注意点》
《卒業認定・学位授与の方針との関連性》 関連性 5(高い)― 1(低い)
(1)基礎的学力
3
(2)専門性
5
(3)社会性
5
(4)社会における実践力
4
《評価方法》
平常点
10%
受講態度、講義への意欲、質問内容等によって判断する
小テスト
0%
レポート
0%
定期試験
90%
論述問題(自筆ノート,配布資料持ち込み可)
その他
0%
 期末試験(自筆ノート持ち込み可)+α平常点(受講態度、講義への意欲、質問内容等によって判断する)により総合評価を行う。
《課題等へのフィードバック》
毎授業回収するミニッツペーパーの裏面に、講義内容に関する質問・要望等を記入してもらい、次回授業の冒頭に解説を行う。
《オフィスアワー連絡方法》
メール
《担当教員の実務経験》
《備考》
 受講に際し、不適切な態度は慎むこと
《準備学習》
授業内容 準備学習(予習・復習)、課題等 準備学習時間
1
ガイダンス

                                        
180分
2
地域産業活性化の意義
復習、ノート整理
180分
3
地域産業の市場拡大に伴う都市形成
質疑への対応、復習、ノート整理
180分
4
市場拡大に伴う専門分化
質疑への対応、復習、ノート整理
180分
5
大量生産システムと柔軟な専門化
質疑への対応、復習、ノート整理
180分
6
リンケージ機能
質疑への対応、復習、ノート整理
180分
7
制度的商慣行の形成と意義
質疑への対応、復習、ノート整理
180分
8
ソーシャル・キャピタル論
質疑への対応、復習、ノート整理
180分
9
サード・イタリア
質疑への対応、復習、ノート整理
180分
10
シリコンバレー
質疑への対応、復習、ノート整理
180分
11
日本の産地型産業集積
質疑への対応、復習、ノート整理
180分
12
日本の大都市型産業集積
質疑への対応、復習、ノート整理
180分
13
企業城下町型産業集積
復質疑への対応、習、ノート整理
180分
14
関西圏の代表的産業集積
質疑への対応、復習、ノート整理
180分
15
今後の地域産業の展望
質疑への対応、復習、ノート整理
180分