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《専門教育科目 会計系科目》

科目名
税務会計論
担当者名
久保田 真行
授業方法 講義 単位 2 単位 時間 15 時間
必・選 選択 開講年次 2年 開講期 後期
《ナンバリング・履修条件・履修制限》
1年次に「初級簿記」の単位を修得していること、または、日商簿記検定3級程度の簿記の知識を有していること。
《履修が望ましい科目》
「財務会計論」「財務分析論」を合わせて履修することが望ましい。
《テキスト (教科書)》
英光社「所得税法テキスト」(平成31年度版)
《参考書・参考資料等》
《テーマ》
個人所得税の計算と仕組み
《講義概要》
税務会計とは、税法の規定に基づき課税所得を算出する会計領域です。本講義では、簿記の知識を踏まえながら、税務会計のうち所得税について基礎から講義を行います。さらに、実務の面から、申告書の作成まで実践的な講義をします。
《到達目標》
所得税法に基づく税務会計の仕組みを理解すること
所得税の確定申告書を作成できること
《授業方法》
アクティブラーニング活用
テキストの解説のほか、練習問題を数多く解くことにより、簿記の知識の復習も含めて理解を深めていきます。
《履修上の注意点》
教科書のほか、電卓を必ず持参するようにしてください。
《卒業認定・学位授与の方針との関連性》 関連性 5(高い)― 1(低い)
(1)基礎的学力
3
(2)専門性
4
(3)社会性
5
(4)社会における実践力
5
《評価方法》
平常点
10%
小テスト
10%
レポート
40%
定期試験
40%
その他
0%
平常点・小テスト・レポートおよび定期試験によって総合的に評価します。(小テスト・レポート・定期試験は進行度合いにより実施します)。
《課題等へのフィードバック》
毎授業の質問に対しては、次回授業の冒頭で説明を行います。
《オフィスアワー連絡方法》
講義終了後の月曜日Ⅲ講時に、非常勤講師控室で待機しています。
《担当教員の実務経験》
2006年~2012年 税理士事務所 勤務
2012年~現在 税理士事務所 所長
《備考》
個人所得税を理解するには、授業だけでは時間が足らないので、復習と補充学習を心がけてください。学習状況に応じて授業計画・授業内容を変更する場合があります。
《準備学習》
授業内容 準備学習(予習・復習)、課題等 準備学習時間
1
所得税の概要 ①
租税とは・租税の中での所得税の位置づけ

                                        
180分
2
所得税の概要 ②
所得の意義と計算方法・納税義務者
教科書の4~13ページを読んで予習しておくこと。
180分
3
所得税の概要 ③
源泉徴収制度・青色申告制度
教科書の14~17ページを読んで予習しておくこと。
180分
4
所得の内容とその計算方法 ①
利子所得・配当所得
教科書の18~23ページを読んで予習しておくこと。
180分
5
所得の内容とその計算方法 ②
不動産所得
教科書の24~28ページを読んで予習しておくこと。
180分
6
所得の内容とその計算方法 ③
事業所得(前半)
教科書の29~33ページを読んで予習しておくこと。
180分
7
所得の内容とその計算方法 ④
事業所得(後半)
教科書の33~42ページを読んで予習しておくこと。
180分
8
所得の内容とその計算方法 ⑤
給与所得・退職所得・山林所得
教科書の43~52ページを読んで予習しておくこと。
180分
9
所得の内容とその計算方法 ⑥
譲渡所得・一時所得・雑所得
教科書の53~61ページを読んで予習しておくこと。
180分
10
課税標準 ①
合計所得金額の計算
教科書の62~67ページを読んで予習しておくこと。
180分
11
課税標準 ②
損益通算・純損失の繰越控除
教科書の68~73ページを読んで予習しておくこと。
180分
12
所得控除と課税総所得金額
所得控除の意義と内容
教科書の74~89ページを読んで予習しておくこと。
180分
13
所得税額の計算
所得税の税率と計算方法
教科書の90~95ページを読んで予習しておくこと。
180分
14
所得税の申告・納付等の手続
確定申告の手続き方法
教科書の96~100ページを読んで予習しておくこと。
180分
15
まとめ
教科書の内容全体を再度読んでおくこと。
180分