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《専門教育科目 経営系科目》

科目名
生産管理論
担当者名
陳 燕双
授業方法 講義 単位 2 単位 時間 15 時間
必・選 選択 開講年次 2年 開講期 後期
《ナンバリング・履修条件・履修制限》
なし
《履修が望ましい科目》
なし
《テキスト (教科書)》
特になし。必要に応じて参考文献を紹介し,資料を配布する。
《参考書・参考資料等》
講義中において参考文献を紹介する。
《テーマ》
日本の自動車産業の国際競争力を支える生産システムと経営管理について考える。
《講義概要》
本講義の前半では,日本の自動車産業を中心に,日本的生産システムの考え方などについて説明する。後半では,トヨタ自動車を中心に,トヨタ生産方式を実践する企業がトヨタと同水準で成果を上げるためには,生産システムが何によって支えられるべきかを考える。生産システムを支える組織文化,人材育成及び経営管理システムの視点から,日本ものづくり企業の組織能力について講義する。
《到達目標》
1)日本の自動車産業を代表とする加工組立型産業の生産システムに関する基本的な知識,考え方を理解できるようになること。
2)トヨタ生産システムと経営管理システム,その背後にある組織文化(仕事の考え方,思考・行動様式など),組織文化を伝承させる人材育成のシステムを理解できるようになること。
《授業方法》
アクティブラーニング活用
講義はパワーポイント資料に基づいて行う。
受講者と相談の結果,授業計画を変更する場合がある。
《履修上の注意点》
授業中の私語は厳禁です。
《卒業認定・学位授与の方針との関連性》 関連性 5(高い)― 1(低い)
(1)基礎的学力
4
(2)専門性
5
(3)社会性
3
(4)社会における実践力
4
《評価方法》
平常点
20%
授業態度,ミニレポート等の課題への取組
小テスト
%
レポート
%
定期試験
80%
自筆ノート持ち込み可
その他
%
《課題等へのフィードバック》
授業内ミニレポートの課題への解説や講義内容に関連する質問に対する回答は講義中に行う。
《オフィスアワー連絡方法》
電子メールで質問を受け付けます。授業時にメールアドレスを提示する。
《担当教員の実務経験》
2008年〜2013年,トヨタ自動車の中国合弁会社で勤務。
《備考》
《準備学習》
授業内容 準備学習(予習・復習)、課題等 準備学習時間
1
ガイダンス,生産管理の管理対象(生産計画,維持と改善),競争力の基準:QCDとは
復習,ノート整理,次回の講義資料・紹介文献の予習
180分
2
ジャスト・イン・タイム(JIT)の考え方と競争力の関係
復習,ノート整理,次回の講義資料・紹介文献の予習
180分
3
トラブルの発生を防止する改善と仕掛り在庫
復習,ノート整理,次回の講義資料・紹介文献の予習
180分
4
小ロット生産と段取り替え時間の短縮
復習,ノート整理,次回の講義資料・紹介文献の予習
180分
5
生産の平準化
復習,ノート整理,次回の講義資料・紹介文献の予習
180分
6
日本的品質管理
復習,ノート整理,次回の講義資料・紹介文献の予習
180分
7
日本的労働編成
復習,ノート整理,次回の講義資料・紹介文献の予習
180分
8
競争力を支える経営管理の実践能力:サドゥン,スピア&ボウェンらの研究を検討する
復習,ノート整理,次回の講義資料・紹介文献の予習
180分
9
トヨタ生産システムを支えるもの (1):経営管理システム(日本企業の方針管理とトヨタ自動車の実践)
復習,ノート整理,次回の講義資料・紹介文献の予習
180分
10
トヨタ生産システムを支えるもの (2):組織文化
復習,ノート整理,次回の講義資料・紹介文献の予習
180分
11
トヨタ生産システムを支えるもの (3):人材育成(組織文化の再生産)と組織改革(フラット化組織から小集団組織への変革)
復習,ノート整理,次回の講義資料・紹介文献の予習
180分
12
日本ものづくり企業の組織能力論:生産現場と開発現場の組織能力
復習,ノート整理,次回の講義資料・紹介文献の予習
180分
13
生産現場の組織能力 (1):維持と改善(トヨタ中国工場の事例)
復習,ノート整理,次回の講義資料・紹介文献の予習
180分
14
生産現場の組織能力 (2):組織学習と人材育成
復習,ノート整理,次回の講義資料・紹介文献の予習
180分
15
総括:授業の振り返り
復習,ノート整理
180分