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《専門教育科目 会計系科目》

科目名
工業簿記(2021年度以前)
担当者名
伊藤 正隆
授業方法 演習 単位 1 単位 時間 15 時間
必・選 選択 開講年次 1年 開講期 後期
《ナンバリング・履修条件・履修制限》
「初級簿記」を履修していること。
《履修が望ましい科目》
「原価計算論」
《テキスト (教科書)》
『みんなが欲しかった簿記の教科書日商2級工業簿記第5版』(TAC出版)
《参考書・参考資料等》
『スラスラできる日商簿記2級工業簿記テキスト』(大原出版)
《テーマ》
工業簿記の基本的な仕組みと個別原価計算
《講義概要》
本講義では、日商簿記検定2級における工業簿記の範囲、特に個別原価計算に関する内容について学習する。工業簿記(原価計算)は、企業内外の利害関係者が意思決定を行う際に必要な原価情報を作成するために実施されるものである。「利益=収益(売上)ー費用(原価)」という計算式からもわかるように、企業が利益を増大させようとする場合、売上を伸ばすか原価を下げる必要がある。後者の観点からは製品の原価を正確に計算することがとても重要となる。
本講義では、受注生産形態(オーダーメイト)の製品原価を計算するために用いられる個別原価計算に関する基本的な知識・技法について学ぶ。原価計算の計算理論や計算手続の理解を深め、経営管理に必要な原価情報がどのように作成されるのかについて学習する。本講義では、基本的には講義の始めにプリントを配布し、スライドを利用して講義を行います。なお、講義にあたっては担当教員の説明だけではなく、理解を深めるために演習問題も行います。
《到達目標》
原価計算、特に個別原価計算に関する基礎的な理論について説明できる。
日商簿記検定2級における工業簿記の基礎学力を身につけることができる。
《授業方法》
アクティブラーニング活用
《履修上の注意点》
・本講義を受講する前提として簿記に関する基礎的知識(特に仕訳・転記の方法)が必ず必要です。
・原価計算の知識を習得するためには授業内の学習だけでは不十分で、必ず自宅での復習が必要です。
・受講するうえで電卓(携帯は避ける)が必需品ですので、必ず購入し持参してください。
《卒業認定・学位授与の方針との関連性》 関連性 5(高い)― 1(低い)
(1)基礎的学力
5
(2)専門性
5
(3)社会性
3
(4)社会における実践力
5
《評価方法》
平常点
20%
授業中における課題の取り組み等で評価する。
小テスト
0%
レポート
0%
定期試験
80%
講義で学んだ内容について問います。
その他
0%
詳細は第1回の講義内で説明します。
《課題等へのフィードバック》
課題を実施した場合は、適宜解説を行います。
《オフィスアワー連絡方法》
配布資料に記載のメールアドレスにおいて質問等を受け付けます。
《担当教員の実務経験》
2008年~2009年 京都監査法人 監査スタッフ
2019年〜 吉永会計事務所 社員税理士
《備考》
特になし
《準備学習》
授業内容 準備学習(予習・復習)、課題等 準備学習時間
1
ガイダンス(原価計算とは)
復習:復習レジュメの配布等、授業中に適宜指示します。
45分
2
費目別計算①:材料費①
復習:復習レジュメの配布等、授業中に適宜指示します。
45分
3
費目別計算②:材料費②と労務費①
復習:復習レジュメの配布等、授業中に適宜指示します。
45分
4
費目別計算③:労務費②と経費
復習:復習レジュメの配布等、授業中に適宜指示します。
45分
5
製造間接費会計①:実際配賦と予定配賦
復習:復習レジュメの配布等、授業中に適宜指示します。
45分
6
製造間接費会計②:差異分析
復習:復習レジュメの配布等、授業中に適宜指示します。
45分
7
差異計算
復習:復習レジュメの配布等、授業中に適宜指示します。
45分
8
前半のまとめ
復習:復習レジュメの配布等、授業中に適宜指示します。
45分
9
部門別計算①(第1次集計)
復習:復習レジュメの配布等、授業中に適宜指示します。
45分
10
部門別計算②(第2次集計)
復習:復習レジュメの配布等、授業中に適宜指示します。
45分
11
部門別計算③(予定配賦)
復習:復習レジュメの配布等、授業中に適宜指示します。
45分
12
個別原価計算①(記帳)
復習:復習レジュメの配布等、授業中に適宜指示します。
45分
13
個別原価計算②(仕損・作業屑の処理)
復習:復習レジュメの配布等、授業中に適宜指示します。
45分
14
工企業の財務諸表
復習:復習レジュメの配布等、授業中に適宜指示します。
45分
15
全体のまとめ
復習:これまでの復習レジュメをよく読み返しておくこと。
45分