トップページ   »  開講年度  »  学部・学科  »  シラバス一覧   »  シラバス

《基礎教育科目 会計系科目》

科目名
初級簿記
担当者名
伏見 康子 、 大沢 良二 、 久保田 真行 、 埴岡 忠清 、 船橋 充
授業方法 講義 単位 3 単位 時間 30 時間
必・選 選択必修 開講年次 1年 開講期 前期
《ナンバリング・履修条件・履修制限》
本講義は目的別にクラス編成を行う。
・簿記の基本原理を学ぶことを目的とし、日商簿記検定受験を希望しない者(Aコース)
・簿記の基本原理を学び、さらに日商簿記簿記検定受験を希望する者(Bコース)
《履修が望ましい科目》
《テキスト (教科書)》
渡部裕亘・片山覚・北村敬子『検定簿記講義 3級商業簿記』中央経済社
渡部裕亘・片山覚・北村敬子『検定簿記ワークブック 3級商業簿記』中央経済社
《参考書・参考資料等》
《テーマ》
複式簿記の基本原理を学ぶ
《講義概要》
簿記とは、企業の様々な経済活動を貨幣金額で測定し、これを一定のルールに従って、帳簿に記録・計算・集計するための技術です。簿記の知識をしっかり身につけると、他の経営・経済関連科目をより深く実践的に理解することができます。本講義では、簿記の知識を十分に理解・習得することを目標として、練習問題に取り組みながら進めていく予定です。
本科目は、会計学の基礎となる重要な科目です。簿記・会計科目の履修を予定している人は、必ず初級簿記を履修して下さい。
《到達目標》
①簿記の役割を理解し興味をもつこと。
②複式簿記の特徴である「貸借平均の原理」に基づいて、さまざまな取引の仕訳と転記のしかたを習得すること。
③簿記の手続きを体系的に理解し、日商簿記3級に合格するための基礎知識を身につけること。
《授業方法》
アクティブラーニング活用
簿記は記帳技術です。技術を身につけるためには、訓練が重要です。簿記の技術を身につけるためには、自分自身の手と頭をしっかりと働かせて主体的に取り組む姿勢が必要です。
受講生同士で互いに教え合うことも知識の定着につながります。
《履修上の注意点》
1.欠席をしないこと。
2.電卓を持参すること。
3.復習(ワークブック・テキスト)を必ずすること。
《卒業認定・学位授与の方針との関連性》 関連性 5(高い)― 1(低い)
(1)基礎的学力
5
(2)専門性
4
(3)社会性
3
(4)社会における実践力
3
《評価方法》
平常点
10%
小テスト
30%
レポート
0%
定期試験
60%
その他
0%
平常点、小テストおよび定期試験によって総合的に評価します。
詳細は、各クラスにて確認してください。
《課題等へのフィードバック》
小テスト等を実施した場合は、講義中に解説をして内容の確認を行います。
《オフィスアワー連絡方法》
学内掲示を参照ください。
《担当教員の実務経験》
《備考》
① 会計科目の履修を考えている人は、必ずこの科目を履修してください。
② 進捗に応じて、授業内容が前後する場合があります。
《準備学習》
授業内容 準備学習(予習・復習)、課題等 準備学習時間
1
簿記とは(目的と役割)、簿記の基礎
予習:教科書を事前に通読する。
復習:今回学んだ内容に関連するワークブック等の練習問題を解くこと。
180分
2
貸借対照表と損益計算書、取引と勘定記入
予習:教科書第1章、第2章
復習:今回学んだ内容に関連するワークブック等の練習問題を解くこと。
180分
3
取引の分解、仕訳
予習:教科書第2章
復習:今回学んだ内容に関連するワークブック等の練習問題を解くこと。
180分
4
仕訳と転記
予習:教科書第2章
復習:今回学んだ内容に関連するワークブック等の練習問題を解くこと。
180分
5
仕訳帳と総勘定元帳、
予習:教科書第3章
復習:今回学んだ内容に関連するワークブック等の練習問題を解くこと。
180分
6
試算表の作成
予習:教科書第4章
復習:今回学んだ内容に関連するワークブック等の練習問題を解くこと。
180分
7
実力テスト(仕訳・転記・合計残高試算表)
テストの解説、決算の手続き
予習:教科書第1章~第4章
復習:今回学んだ内容に関連するワークブック等の練習問題を解くこと。
180分
8
複式簿記のしくみ(まとめ)
予習:教科書第1章~第4章
復習:今回学んだ内容に関連するワークブック等の練習問題を解くこと。
180分
9
現金と預金① 現金・現金過不足
予習:教科書第5章
復習:今回学んだ内容に関連するワークブック等の練習問題を解くこと。
180分
10
現金と預金② 当座預金・その他
予習:教科書第5章
復習:今回学んだ内容に関連するワークブック等の練習問題を解くこと。
180分
11
商品売買
予習:教科書第6章
復習:今回学んだ内容に関連するワークブック等の練習問題を解くこと。
180分
12
売掛金と買掛金
予習:教科書第7章
復習:今回学んだ内容に関連するワークブック等の練習問題を解くこと。
180分
13
手形および電子記録債権・債務
予習:教科書第9章
復習:今回学んだ内容に関連するワークブック等の練習問題を解くこと。
180分
14
その他の債権と債務
予習:教科書第8章
復習:今回学んだ内容に関連するワークブック等の練習問題を解くこと。
180分
15
有形固定資産
予習:教科書第10章
復習:今回学んだ内容に関連するワークブック等の練習問題を解くこと。
180分
16
株式会社の資本
予習:教科書第12章
復習:今回学んだ内容に関連するワークブック等の練習問題を解くこと。
180分
17
税金
予習:教科書第14章
復習:今回学んだ内容に関連するワークブック等の練習問題を解くこと。
180分
18
決算整理事項① 商品勘定
予習:教科書第6章
復習:今回学んだ内容に関連するワークブック等の練習問題を解くこと。
180分
19
決算整理事項② 貸倒損失と貸倒引当金
予習:教科書第11章
復習:今回学んだ内容に関連するワークブック等の練習問題を解くこと。
180分
20
決算整理事項③ 減価償却
予習:教科書第10章
復習:今回学んだ内容に関連するワークブック等の練習問題を解くこと。
180分
21
決算整理事項④ まとめ
予習:教科書(決算整理事項)・事前配布プリントの確認
復習:今回学んだ内容に関連するワークブック等の練習問題を解くこと。
180分
22
収益と費用① 経過勘定項目
予習:教科書第13章
復習:今回学んだ内容に関連するワークブック等の練習問題を解くこと。
180分
23
収益と費用② 消耗品費と貯蔵品の処理
予習:教科書第13章
復習:今回学んだ内容に関連するワークブック等の練習問題を解くこと。
180分
24
帳簿決算① 試算表の作成
予習:教科書第16章
復習:今回学んだ内容に関連するワークブック等の練習問題を解くこと。
180分
25
帳簿決算② 棚卸表の作成と決算整理事項
予習:教科書第16章
課題:今回学んだ内容に関連するワークブック等の練習問題を解くこと。
180分
26
精算表の作成
予習:教科書第16章
復習:今回学んだ内容に関連するワークブック等の練習問題を解くこと。
180分
27
財務諸表の作成
習:教科書第16章
復習:今回学んだ内容に関連するワークブック等の練習問題を解くこと。
180分
28
伝票① 3伝票制
予習:教科書第15章
復習:今回学んだ内容に関連するワークブック等の練習問題を解くこと
180分
29
伝票② 伝票から帳簿への記入・集計
予習:教科書第15章
復習:今回学んだ内容に関連するワークブック等の練習問題を解くこと。
180分
30
総合問題演習
第1~第16章の総復習
180分